開拓中

伐採の様子 その2 元玉切りによるかかり木処理

かかり木について 

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上の状態のかかり木のときに、ロープで引っ張って外すのではなく根元を切って処理するやり方を元玉切りという。
教本では危険だからやっちゃだめだよということになっている。
でもロープをかけて引っ張るにも樹冠部分にロープを通すためには高い梯子がないと駄目だし、がっちり他の木の枝にかかってしまったら木回しでもほとんど動かせないときがある。
こういう場合、持っている道具だけではどうしようもないので、元玉を切って木の重心をかえてから木回しで回すなり、ロープで引っ張るなりして対処している。

で、このとき気をつけないといけないのが、かかっている木には常に圧縮力が働いているということ。

赤と黄色、切り落とす方向を間違えると大変なことになる。

 

こんなかんじに。

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伐採初日にやらかした失敗。まるで八つ墓村のようです。

このときは買ったばかりの木回しを家に忘れてきていた。
深く考えないまま黄色方向から切り込みを入れて、赤方向から切り離そうとしたところ、チェーンソーを入れてあっという間、2~3秒もしないうちに挟まれてしまった。
木の圧縮力はすごい力で、引っ張ることはもちろん、少しずつずらしてみることさえ出来なかった。
結局手斧でブレードを救出したけどつぶれてダメにしてしまった。

ブレードって一本1万円以上するんです・・・

 

ではどうすればよかったのだろうか?

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かかった状態の木には常に圧縮する力が働いている。

上の状態の場合どちらに圧縮力が働いているかわかるだろうか?

それを見極めるには、まずドラゴンボールのクリリンの持ち技である気円斬を想像してほしい。

気円斬が点線の位置にシュパッと綺麗にあたったとき、木がどちらに曲がりながら倒れるかを考えると圧縮されている側がわかる。

 

気円斬がシュパッとあたると、

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このようにくの字に曲がって倒れるから、圧縮されている側は赤。

まず圧縮力を逃がすために赤方向に切り込みを入れて、そのあとに黄色方向から切り離すのが正しいやり方になる。

まじめに真剣に説明してみました。おわかりになるでしょうか?わからなかったとしても自分の残念な脳みそではこれ以上の説明ができません。

 

気円斬がうまく決まったとき。

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しかし、

元玉切りは死亡事故の事例もあります。

要約すると、
枯れ木の伐採中にかかり木になってしまい元玉切りを行った。1回ではかかり木が外れず2回3回と繰り返し元玉切りを行った。
要するにだるま落としのような状態になって、それでだんだん木が垂直に近い状態になって、かかっている箇所の真下で作業する形になって、3回目の元玉切りのタイミングで、腐った木だったので先端部分が折れて落下してきて直撃してしまったそう。

 

枝や先端が折れたときに直撃される恐れのある位置で 元玉切りを行うのは絶対にやめた方がいいです。特に枯れ木には要注意。かかられている木も含めて。

 

あと気円斬をイメージしてもどっちに曲がるかよくわかんないケースでは、受け口をつくるように切り込みを入れて圧縮力を逃がすようにするといいかも。角度をつけて切り込みを入れれば、いざ挟まれたときも救出しやすいので。

 

以上です。 

だんだん、何のブログなのかわからなくなってきた

もっとポップでライトでお洒落なキャンプ記事を書きたい…