開拓中

冬キャンプ 夜中のトイレ問題について

まくじろーさんが井戸掘り記事をなかなか書いてくれない。😤
想像以上に難航しているのでなかなか方針が定まらないというのもあるけど、待ちきれなくなってしまったので閑話休題。

 

この記事は井戸掘りとはまったく関係ありません。
時間稼ぎというわけではなくこれはこれでかなり重要なことを書いていくつもり。
数年前からず~~っと思っていたことで、この記事を書くことでひょっとしたら日本、いや世界のキャンプ文化にイノベーションが起こるかもしれないというエクスペクテーションを感じている。

 

時は約3年前にさかのぼる。
舞台は長野県にある陣馬形山キャンプ場。f:id:CAMPBEAN:20190415134549j:plain
標高1445mに位置し、天空のキャンプ場という異名を持つ、知る人ぞ知る絶景キャンプ場。
11月末、雪が降り始めた寒い季節に僕はそこでテントを張っていた。

防寒対策はしっかりしてきたつもりだが想像以上に寒かった。
日が沈むと雪がちらつき出し、更に寒さが増してきた。
気づいたら外に出したままのポットの水が凍っていたので、外気温は氷点下を下回っていたと思う。

テントの中で石油ストーブを焚いて寝ようとしたが、寒すぎて眠りにつくことができなかった。f:id:CAMPBEAN:20190415142813j:plain仕方ないのでストーブでワインを温めて飲み、寝袋に入ったところ、やっぱり寒すぎて寝れない。
仕方ないのでストーブでウィスキーを温めて飲み、寝袋に入ったところ、やっぱり寒すぎて寝れない。

ワインとウィスキーのくだりを何度かループしていつの間にか意識を失っていたのだろう。
事件は夜中1時頃に起こる。

お酒を飲みすぎたせいで猛烈な尿意を感じて目が覚めた。

トイレに行こうと寝袋を出たところ、めちゃ寒い。
ズボンをはいてダウンジャケットを着て靴を履いてテントを出たところ、そりゃめちゃめちゃ寒い。生命の危機を感じるくらい寒かった。
がたがた震えながら階段を上りトイレに行って用を足す。
小走りでテントに戻り、いそいで靴を脱いでズボンを脱いでダウンジャケットを脱いで寝袋に入った。
寝袋の中で丸まってかちかち震えながら眠りにつく。

そして、いつの間にか眠りについていたのだろう。

事件は夜中3時頃に再び起きる。

お酒を飲みすぎたせいで再び猛烈な尿意を感じて目が覚めた。
トイレに行こうと寝袋を出たところ、再びめちゃ寒い。
ズボンをはいてダウンジャケットを着て靴を履いてテントを出たところ、そりゃめちゃめちゃ寒い。デジャブを感じるくらい寒かった。
がたがた震えながら階段を上りトイレに行って用を足す。
小走りでテントに戻り、靴とズボンとダウンジャケットをぐちゃぐちゃに脱ぎ散らかして寝袋に入った。

その時、思った。
「俺はいったい何をやっているんだろう?こんなんぜんぜん楽しくないじゃないか、馬鹿なんじゃないか。」
そして考えた。
「いちいち外トイレに行かずにテントの中で用を足せれば、こんな寒い思いをしなくて済むじゃないか。」

💡

そして閃いたのである。
キャンプギアとして尿瓶(しびん)があればいいのだ!と。

 

いや、頭おかしいやつがわけわからんこと言ってると思うかもしれませんが、決してふざけてるわけじゃありません。
そもそも文化や風習というものは、時代と場所が違えば全くわけわからないことでも成立するものなのです。

うまい例が出てこないけど、江戸時代のお歯黒ってやつは何だかわけわからないし、平安時代の風呂入らないで香を焚いて匂いをごまかす文化もわけわからない。

 

世界に目を向ければ、はるか昔ローマ帝国時代の食事文化もわけわからない。
広大な属州から集まる豊富な山の幸、海の幸。とても食べきれないご馳走が並んだ食卓を前にして、ローマ貴族たちは一風変わった食事の仕方をしていたそうだ。
ご馳走を食べて酒をのみお腹がいっぱいになってくると、奴隷を呼んで孔雀の羽を持ってこさせる。そして喉の奥をつつかせて吐く。そうやってお腹を空にして再びご馳走を楽しんでいたらしい。

勿体ないという言葉を持つ我々日本人からしたら理解できない文化かもしれないが、食の愉しみという贅沢をとことん享受する、その一点のみを合理的に追求した結果生まれた、当時のローマ人にとってはいたって当り前の文化だったのだと思う。

 

無駄に話が長くなってきた。
尿瓶(しびん)に話を戻そう。

要は、冬キャンプでくそ寒い中、わざわざ着替えてテントを出てトイレに行くなんてナンセンスだということを声を大にして言いたいのです。

 

けれども尿瓶(しびん)が流行するためには今までのイメージを一新する商品開発が必要だと思う。

 

まず色の問題。
夜の間に溜まった液体は、翌日の朝トイレに持って行って流すことだろう。
そのときに透明なガラス製だと周りのキャンプ客に見られてしまって恥ずかしい。
なので外装をシャンパンゴールドとかローズピンクとか素敵な色で塗りたくる対策が必要だ。

 

そして音の問題。
ジョボジョボピシャピシャ音がしたら、テントで一緒に寝ている人がいるときに気になって用を足せない。
ソロキャンプでも、混み合ったキャンプ場の場合は隣のテントが気になってしまうだろう。
これは材質をどうにかすることで解決できると思う。
水が当たっても音がしない樹脂等で中をコーティングすればよい。

 

スノーピークやコールマンといったキャンプ業界をけん引する一流ブランドから、そのような尿瓶(しびん)が発売されることを心待ちにしたい。

 

そして商品開発とともに必要なのは意識改革。

たとえばCMで石田純一に出てもらって「しびんは文化だ」とコメントしてもらう。
中高齢者に対しては訴求力があると思う。

さらに子供たちが恥ずかしいと思わないように、小さいうちから慣れ親しませる工夫も必要だ。
たとえば「それいけアンパンマン」、ドキンちゃんの妹で「シビンちゃん」というキャラクターを登場させればいい。
シビンちゃんってなんとなくバイキンマンと親和性が高い気もするし。


以上です。

なんか、この記事

怒られそう・・・