開拓中

Well-Digging (井戸掘り作戦) その1

CAMP BEANの開拓についてが、本ブログのメイン記事です。

全体の開拓進捗については、オーナーが逐次記事にしていくので、そちらをお楽しみください。

こちらは井戸掘りについての記事です。

初めまして、まくじろーと申します、井戸掘り作戦、名付けて、WD-01の計画立案等の担当です。

WD-01(FILE.00)はじまり

事は2018年の11月に始まります。

オーナーが山を買ったので、キャンプしよーキャンプしよーとしつこく誘って来ました。

やだよ遠いしトイレも水も電気もない夜には鹿が群れてるようなところに誰が行くかい、などと断っていましたが、「一回だけ、一回だけでいいから」というまるで合コンによくいる酔っ払った男のような言葉に乗せられて行ってみることにしました。

するとどうでしょう、何かに取り付かれたように、薪を割り火を放ち(焚き火です)目を爛々と輝かせながら「これが!これが!人間の本来の姿だ!オレは自由だ!わははははは・・・」などと叫ぶ自分がおりました。

驚いたことに最初は「トイレがないのはちょっと・・・」等と言っていたウチの奥さんも「火!火!私は火の女王!!(焚き火です)みんな燃えてしまえ!!(薪です)」状態に陥っており、夫婦して野生化しているのでした。

さて、そんなキャンプの日々、夕食にスキヤキを食べ、酒を飲みいよいよ酔っ払ってきた僕とオーナーはCAMP BEANの将来の姿に妄想を膨らませておりました。

「ログハウス建てたい・・・」

「まずはトイレかね・・・」

「いや風呂だ風呂、風呂入りてぇ」

トイレはともかく、風呂は水がないとちょっと無理です。

「井戸掘るべ、井戸」

「出るかなー?」

「出る出る。掘ればすぐ出る!」

無いなら手に入れる、それがキャンプ、知恵と努力と勇気(要るのか?)こそ、我らが武器などと騒ぐおじさんたちを、尾根を歩く鹿の群れが一瞥して過ぎて行きました。


DW-01(FILE.01)どこを掘ろうか?

勢いで井戸を掘ることになりましたが、闇雲に掘ればいいということでもないでしょう、そりゃ掘ってればいつか出るでしょうが、地球の裏側に達する前(!)に、いや、体力が続くうちに、えーっと、できれば、ちょっと掘ったくらいで出て欲しい。

なので、ポイントを決めるのは大事です、が、当たり前ですが地下の水脈は見えません。

ではどうやって探すのでしょう?

1.ダウジング

むかし、よくオカルティックなTV番組などでやっていました、針金をL字型に曲げ、両手に持って歩くと、水源付近で針金の向きが変わるって、アレです。

あんなので本当に見つかるの?と思って調べてみたら、当たらずも遠からず、みたいな結果しか出てきませんでした。

動物の潜在能力とか、地磁気の影響とかも当然あるでしょうが、どうもそんなにセンシティブなメンバーはいないような気がして、これは却下。

2.羽の先に水滴

地面に羽を刺し、上を桶などで覆ってしばらく置くと、水滴がつくポイントがあるらしい。

これは地中から上ってきた水蒸気が羽の上で結露したということで、これが多ければ多いほど、水源が近いということだ。

うん、一見理にかなってる、が、地中の水蒸気って、水脈からだけでなく、土に含まれている雨水とかだってあるだろう、当てになるのだろうか。

とは言え、自然現象だから水分が多い方が水源に近いだろう、という理屈は成り立つ、でとりあえずこれをやってみることになった。

1月のある日、オーナーが気になるというポイントと、僕がなんとなく思ったポイント、合せて5箇所に羽毛を刺し、桶変りにプラコップを被せた。

この羽をどうやって入手したか?

最初はオーナーの穴が開いたダウンジャケット(焚き火の火の粉でポツポツ穴が出来る)から毟ろうなどと言っていたが、そんな短いやつでイイのか?ということで、新宿のハンズに行ってみたら、売っていたよ、あるんだねー。

朝仕掛けて、夕方確認して回ると、一箇所だけ、明らかに羽の湿り方が違う場所がありました。

しかもそこは、オーナーが切り開いて、我々がテントを張る場所にもっとも近く、ここに井戸があれば最高、という場所です。

これは!もうここに掘るしかない!

そうやってポイントは決まりました、さあ後は掘るのみです。

つづく