開拓中

GWキャンプ その3 掘り方開始~7m付近まで順調に掘り進める

水脈探査はうまくいかなかったけど、時間も限られているのでひとまず掘ってみようという結論に至る。
そして議論になったのが、ケーシングをどうするかということ。
井戸を掘る場合、井戸壁の崩れを防ぐ目的で塩ビパイプなどでケーシング(鞘管を挿入すること)を行うのが一般的です。

硬質塩化ビニールパイプ、肉厚管、VP100ミリ(長さ1m)

価格:1,922円
(2019/5/10 13:37時点)
感想(3件)

サイズは色々あるけど代表的なのはこの3種類。
・VP100(内径100mm×外径114mm)
・VP125(内径125mm×外径140mm)
・VP150(内径146mm×外径165mm)
※VPより肉厚の薄いVU管もある。

 

ケーシングが細ければ掘る作業量は減るけど、対応する深井戸用の水中ポンプはべらぼうに高くなる。(VP100だと深さにもよるけど60万~70万円らしい)
逆にケーシングが太いと、とうぜん掘る作業は増えるけど水中ポンプは安くすむ。(VP150だと20万くらいからあるみたい)

作業は減らしたいけど水中ポンプが高価になるのは困るので悩んでしまう。

井戸なんて誰も掘ったことがないので正解がわからない状態。

そしてここで自分が本当に余計なことを口走ってしまう。
仮にVP125を挿入していく場合、井戸穴は150mmくらいに広げながら掘っていく必要があるので、すくい上げる土の量がどのくらいになるのだろうと ふと考えてしまったのです。

0.15m(穴の直径)×3.14×40m(深さ) = 18.84立米

18.84立米がどのくらいかというと、5tミキサー車で約9台分の土の量になります。

*1

 

いやいやいや、むりむりむり・・・

 

という雰囲気が現場に立ちこめて、「イライラ」「カリカリ」から「しょぼしょぼ」「しおしお」へ気持ちが変化し、おじさん達は悄然とうなだれてしまいました。

やる前からこんな空気じゃダメだと思って、Siriに励ましてもらおうと思ったところ、

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Siriって、クソ使えないですよね。
 

ここまでがたしか掘り始める前日の夜の話でした。

 

2019/4/29 月曜日

お酒をたっぷり飲んでぐっすり寝るというのはとてもいいことだと思います。

朝起きると、なぜか昨日までのどんよりした空気が掻き消えていました。

悩んでいても仕方ない、行動あるのみということで掘り始めます。

ケーシング?ここは粘土層が多いから穴は簡単に崩れないっしょ。

というテキトーな結論に至りました。

また、前回掘った9mの穴ではなく、新しい場所で心機一転、掘り始めることに!*2

 

伐採して皮むいて防腐剤塗った木で三又を組んで堀鉄管をセットし、

三又の組み方はこちらを参考にさせていただきました。

https://jflc.or.jp/media/niwa_navi/20120330_1246_33_0706.pdf

社団法人 日本造園組合連合会

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掘り方開始! 

vimeo.com

余談ですが、赤いポリタンクを持っているのが一番気が短いおじさんです。この人は離婚調停中で奥さんから逃げ回っている真っ最中らしくて、顔は絶対に映さないでくれと言われました。本人は大真面目なんでしょうけど、コソコソ水を足している姿を見ると可笑しくて笑いがこみあげてきます😄

だいたいこんなブログ、奥さん見るわけないのに。

 

本題に戻ります。
堀鉄管は穴に水を入れて土を柔らかくして掘り進める道具です。
上の動画は掘り方を確立する前に撮ったものなので、
実際は連続して突くのではなく、一回突いたら持ち上げて掘った穴に水が浸透するまで数秒待ってから突くやり方が効率いいです。
こういう井戸の掘り方をパーカッション方式というそうです。打撃による掘削ということですね。
よく出来ていて、うまく突けば柔らかくなった粘土混じりの泥をたっぷりすくい上げてきます。

堀鉄管に詰まった泥の排出は、100円ショップで買った蟹の身をほじくるスプーンを使いました。

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何百回何千回と繰り返す作業になるので、摩擦による擦り切れ防止のため、ロープのアイの部分をシンブルという金具で補強。f:id:CAMPBEAN:20190507145750j:plain

 

2019/4/30 火曜日

まくじろーさん達が用事のため一旦帰宅したので、翌日からは作業員1名(自分)に。

(気が短いおじさんは残ったけど、本人曰く腰が悪いので実作業は手伝えない。)

なので一人でも掘れるように滑車で3倍力を組みました。

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この写真だと地獄絵図のようですが、堀鉄管は軽石を砕きながら確実に掘り進んでいくので意外と楽しいのです。

 

というのは大嘘で地獄の極みです。
泥が詰まった堀鉄管は重さ15kg近くあるので、回数こなすうちに腕と肩に力が入らなくなってきました。手袋してても爪の間に土が溜まって真っ黒になるし、頭を掻くと乾いた土がポロポロ落ちてくる始末。f:id:CAMPBEAN:20190507145834j:plain

この格好で風呂入るために修善寺温泉街に行ったら、観光客と思しき大学生っぽい男女グループにジロジロ睨まれました。好きこのんでこんな格好になってるわけで、睨まれる筋合いは有ると思う。

 

掘り始めて何日目か

粘土層を問題なく掘り進み、7m付近に到達しました。このあたりから石が多くなってきます。

 

堀鉄管は勢いよく落としすぎたり水を入れる量が少なかったりすると、土に喰いついて一人ではあげられなくなります。

そういう時はまくじろーさんの息子さんやそのお友達にも交互に手伝ってもらいました。

二人ともボーイスカウト出身者で非常に頼もしい若者です。f:id:CAMPBEAN:20190507150205j:plain

 

今さらながら大事なことに気付く。

井戸掘り日記はまくじろーさんが書いてくれてたはずなのになんで自分が書いてるんだろう???

*1:これ、そもそも間違いでした。円周に深さをかけてます。正しくは0.075×0.075×3.14×40=0.7065立米。ミキサー車0.5台分以下です

*2:前回掘ったところだと将来的にセットバックの問題が生じる可能性があることに気付いたため。